Public Release: 

遺伝子スイッチが卵子になるか精子になるかを決める

American Association for the Advancement of Science

このニュースリリースには、英語で提供されています。

メダカを用いた新しい実験で、fox13遺伝子が、生殖細胞が卵子になるのか精子になるのかを決めるスイッチだと考えられることが明らかになった。この知見は、脊椎動物の発生時に生殖細胞の性的な運命がどのように決められているかを深く知る上で役立つだろう。Toshiya Nishimuraらは、fox13(メダカの生殖器の生殖細胞で発現されているが周辺の細胞では発現されていない)が、精子の形成開始を阻止する分子的合図となることを明らかにした。2本のX染色体を持つ(雌の状態)メダカの成体のfox13を破壊すると、雌の卵巣で精子が形成されたのである。これらの精子は機能しており、卵子を正常に受精させることができた。この結果は、メダカ(そしておそらく他の脊椎動物)の生殖細胞が、精子への切り替えを開始するために雄生殖器内の環境に存在する必要がないことを示している。

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Article #28: "foxl3 is a germ cell-intrinsic factor involved in sperm-egg fate decision in medaka," by T. Nishimura; Y. Yamamoto; I. Watakabe; S. Kobayashi; M. Tanaka at National Institute for Basic Biology in Okazaki, Japan; T. Nishimura; S. Kobayashi; M. Tanaka at The Graduate University for Advanced Studies (SOKENDAI) in Okazaki, Japan; T. Sato; Y. Ohkawa; M. Suyama at Kyushu University in Fukuoka, Japan; T. Sato; Y. Ohkawa; M. Suyama at Japan Science and Technology Agency in Fukuoka, Japan.

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