Public Release: 

小型地形模型によって山と谷の形成の様子が示された

American Association for the Advancement of Science

このニュースリリースには、英語で提供されています。

詳細な机上実験により、どのように地球の地形が浸食されて、入り組んだ山や谷が形成されるかについて理解が進んだ。今回の研究結果は、堆積物が山を下る過程とそれが谷から流し去られる過程とのバランスを浮き彫りにするものであり、気候変動で地形が今後どのように変化するかの予測にもつながると考えられる。Kristin Sweeneyらは、実験室に湿った砂を盛って山を作り、それに打ちつける水の量を変えられる装置を開発し、それを用いて細かいミストの影響と大きく重い水滴の影響とを比較した。その結果、例えば動物によって土が崩れるなどして、山の下へ砂が拡散して運ばれることが、地形の変形に重要な役割を果たすことが明らかになった。一連の実験により、模擬降雨の水滴が大きいほど平らで幅の広い谷ができることと、霧は山々が隣接した密な開析地形を形成しやすいことが示された。これらを総合すると、彼らの研究結果は地形発達の通説を支持するものであり、転がり落ちる堆積物と川や谷を削る水の作用(aqueous processes)とのバランスによって浸食の規模が決まることを示している。このバランスは気候や土地利用の変化によって変わってくるので、彼らの手法はこうした変化に直面した場合の地形発達を研究する新しい方法になりうる。Perspectiveでは、Scott McCoyがこの実験についてさらに詳細に論じている。

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Article #10: "Experimental evidence for hillslope control of landscape scale," by K.E. Sweeney; J.J. Roering at University of Oregon in Eugene, OR; C. Ellis at University of Minnesota in Minneapolis, MN.

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