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根粒菌タンパク質を創薬に応用

-農学と生命科学が融合して生まれた硝酸センサー「ӟ

Tohoku University

東北大学大学院農学系研究科分子酵素学分野の内田隆史教授、日高將文助教、後藤愛那院生らは、これまで不可能であった動物細胞内の一酸化窒素(NO)のマーカーである硝酸・亜硝酸イオンをイメージングできる「スヌーピー(sNOOOpy)」法を開発しました。豆と共生している根粒菌のシステムを利用した方法なので、漫画「ピーナッツ(豆)」から生まれたビーグル犬キャラクターにちなんでスヌーピー法と命名されました。  

血管を拡張させる働きのあるNOは、心臓発作などの循環器疾患、ED、糖尿病、脳疾患など多くの疾患に関係します。したがって、細胞内の硝酸濃度をリアルタイムで測定できるスヌーピー法は多くの生物現象の解明に役立つと期待されます。特に、これら疾患の薬剤開発や、植物や菌にスヌーピー法を応用することで農作物栽培に貢献すると思われます。  

本論文は、Journal of Biological Chemistryにオンライン公開(2015年12月3日)され、同紙から"今週の論文"に選出されました。これは、Journal of Biological Chemistry誌に掲載される論文のなかでもトップ2%に入る質の論文(年間6,600掲載される論文のなかでも特に優れた上位数十位以上にランクされる論文)だと認められたことになります。  

本研究は、本学生命科学研究科の南沢究教授および京都大学白眉センターの今村博臣准教授との共同で行われました。

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