Public Release: 

ISIS支持のオンライングループの行動をモデル化し、予測する

American Association for the Advancement of Science

ISISオンラインサポーターの行動パターンを特定するためのモデルが開発され、この情報を用いて大きな暴力的事件の発生が予測された。研究データにより、これらのISIS支持グループは、互いに面識はないと思われるメンバーで構成されていたとしても、オンライン上での活動期間を引き延ばし、規模を拡大できるように適応する驚くべき能力があることが示された。一方、対照群として調査した市民抗議者オンライングループにはこのような適応能力はなかった。この理由はおそらく、オンライン環境では、彼らの活動を阻止しようとする「サイバー警察」の圧力が小さかったことだと考えられる。今日、インターネットを通してテロリストグループのつながりが深まる範囲が変化してきており、過激主義者としての経歴がない人でさえ刺激されて自力で活動するようになっている。しかし、自己組織化したそういったサイバーシステムの持続を可能にする行動メカニズムはほぼ解明されていない。Neil Johnsonらは今回、ISISのオンライン支援についての詳細な記録を研究した。焦点を当てたのは、オンラインフォロワーのグループであるISIS支持集団、欧州最大のソーシャルネットワーキングサービスVKontakte上で作成されたISIS支持に関するページである。一連のデータ改良の結果、196のISIS支持集団が確認された。Johnsonらは、オンライン上での圧力によってこれらの集団が活動を止め、その後、別名で再集団化して別の活動を行った時期を調査した。Johnsonらは調査記録を基に、様々な予測を行うシステムレベルのモデルを開発した。予測の中には、反ISIS機関の対応策で大規模なISIS支持集団の成長を阻止できたり、さらには、反ISIS機関の働きが不十分な場合はISIS支持集団が巨大集団へと成長したりしたものもあった。Johnsonらは、このモデルを使用してISIS支持の活動の可能性を、そういった活動の日程が流出していない場合であっても、予測することができると述べている。

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