Public Release: 

意外なことに脳の一部は成人になっても成長し続ける

American Association for the Advancement of Science

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IMAGE: MRIで撮影された子供の脳の画像。 view more

Credit: Jesse Gomez and Kalanit Grill-Spector at the Vision and Perception Neuroscience Lab

ヒトの脳では、顔の認識を担う部分が成人になっても成長し続けることが、新しい研究で明らかになった。脳の発達には成長ではなくシナプスの刈り込みが大きく関与していると考えられているため、この結果は驚くべきものである。顔を認識する能力は、毎日の社会的相互作用に必須であり、小児期から成人期まで向上する。顔の認識の背後にある脳の活動について深く理解するため、Jesse Gomezらは定量的MRI(qMRI)を用いて、さまざまな人(小児22名、成人25名)の脳組織を比較した。顔と場所の認識検査の結果を、各脳領域に対応するqMRIデータと比較した。興味深いことに、ヒトの顔の認識を助ける脳の領域は成人になっても比例した大きさで増加し、場所の認識を助ける領域は同一のままであったことが明らかになった。これらの結果は、成人脳の死後解析で確認された。モデリングから、ミエリン(一部の神経細胞軸索を取り囲む脂肪質の白い物質)形成の変化のみでは脳領域のこの成長を十分に説明することができないことが示唆された。そのためGomezらは、細胞体、樹状構造物、ミエリン鞘の増加によるのではないかと考えている。

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