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捕食者から逃げたいならば極地方へ向かえ

American Association for the Advancement of Science

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IMAGE: 香港の大埔滘自然護理區にいる水分で光る粘土で作られたイモムシ。攻撃してくる捕食者に注意している。 view more 

Credit: Chung Yun Tak

捕食圧は多様性と同様に緯度と標高が低いほど高いことが草食節足動物をモデル化した新しい研究によって判明した。生物の相互関係は一般的に緯度が低くなるほど徐々に深くなると考えられている。そういった説の評価は通常様々な方法や手順で集めたデータをつなぎ合わせた大がかりな方法で行うが、その作業は複雑なため、困難になる場合もある。Tomas Roslinらはより簡単な方法を用いて、6大陸11,660キロにわたる緯度の異なる場所でイモムシの捕食率をモデル化し、また、様々な標高で起きる変化についても分析を行った。2,879のイモムシモデルの成り行きを4~18日以上観察して捕食リスクを測定した結果、緯度が赤道より1°離れるごとに攻撃されて残るイモムシの数は日々2.7%減少したとRoslinらは報告している。また捕食率は標高が上がっても減少し、100メートル上がるごとに捕食残数は6.6%減少していた。緯度や標高の低い地域で捕食が増えることに対抗するには、イモムシはより速く成長するように進化し、それによって捕食されやすい期間を短縮することもできたであろうとRoslinらは説明している。しかし、このようなことが起こるかどうかをまず評価した結果、成長期間は捕食率が受けたような緯度による影響を受けなかったことが分かった。結論として、実際に低緯度地域では草食類の幼虫に対する圧は全体的に上昇しているとRoslinらは述べている。

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