Public Release: 

卵巣癌と戦えるように免疫系をトレーニングする

American Association for the Advancement of Science

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IMAGE: The personalized vaccine is composed of the patient's dendritic cells, which were harvested from serum samples (steps 4-6). The cells were then exposed to a solution of material previously gathered... view more 

Credit: J.L. Tanyi et al., Science Translational Medicine (2018)

パイロット臨床試験の結果によれば、個別化癌ワクチンは安全かつ成功裏に免疫反応を促進し、卵巣癌患者の生存率を高めた。この試験は、進行卵巣癌(後期段階まで診断されない場合が多い致命的疾患)にうまく取り組むためにさまざまな免疫治療を組み合わせた癌治療を使用することを支持している。進行卵巣癌の標準治療は、手術とその後のプラチナ製剤をベースとした化学療法から成る。しかし多くの患者はこのレジメンを受けた後でも再発し、治癒的治療の選択肢がない。Janos Tanyiらは、切望されている新しい治療法の開発を求めて、進行再発性卵巣癌患者25名の個別化ワクチンを作製した。このワクチンは、腫瘍に曝露させた患者自身の血液に由来する、免疫反応を誘発する樹状細胞から成り、この樹状細胞は、腫瘍を識別して侵入するようにT細胞をトレーニングできる。Tanyiらは、このワクチンを単独でまたは免疫系を調節する2つの薬剤(ベバシズマブおよびシクロホスファミド)と併用して患者に投与し、2年間追跡調査した。合計392回のワクチン投与は忍容性が高く、患者には腫瘍細胞に対する頑健なT細胞応答が認められた。重要なことに、薬剤と併用してワクチン投与を受けた患者は、ベバシズマブおよびシクロホスファミドのみの投与を受けた試験対象外の患者群と比較して平均2年生存率が高かった。Tanyiらは、この結果は予備的なものだと警告したものの、このワクチンは有望であり将来の臨床試験が必要だと述べている。

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