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高感度かつ非侵襲的なプラットフォームによりメラノーマ患者で血中腫瘍細胞を検出する

American Association for the Advancement of Science

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IMAGE: The researchers applied their laser-based technique to detect circulating tumor cells in the veins of patients with melanoma. This material relates to a paper that appeared in the Jun. 19,... view more 

Credit: [Credit: E.I. Galanzha et al., Science Translational Medicine (2019)]

科学者らは、メラノーマ患者由来の大量の血液を迅速かつ非侵襲的にスクリーニングして、死に至る転移の前駆現象である血中腫瘍細胞(CTC)の存在を検出できるレーザーを用いたプラットフォームを開発した。この新規システムにより、メラノーマ患者28例中27例において、検出の難しいCTCがわずか10秒で、また既存のアッセイ(血液1 L中CTC 1個を検出)の1,000倍も高い感度で正確に検出された。さらに研究を進める必要はあるが、この検査法は転移リスクのある患者を同定する助けとなり得ると共に、メラノーマ細胞を殺滅するためにレーザー治療の使用において指針となり得る。研究者らは、患者において転移リスクを判定するためにCTCを評価する試みを行ってきたが、既存のアッセイは少量の血液しか調べることができず、時には全くCTCが検出されない。解決策を求めて、Ekaterina GalanzhaらはCytophoneと名付けたシステムを開発した。このシステムは、レーザーパルスと焦点式超音波を用いて、メラノーマ患者の皮膚下を非侵襲的に探索し、腕の静脈内を通過する着色されたCTCを検出するものである。Galanzhaらがこの技術を色白のメラノーマ患者28例と健康ボランティア19例に適用したところ、患者27例(96%)において10秒~60分間でCTCが同定され、対照者で偽陽性が認められなかった。重要なこととして、このシステムのレーザーによって、検出されたCTCを破壊でき、結果としてCTC数が大幅に減少した。同システムにより、メラノーマ患者の死亡原因として二番目に多い血中の血栓も検出された。Cytophoneは他の変数、例えば患者の皮膚の着色や動きなどについても調べることができたが、今後の研究では、同システムを用いることのできる皮膚色の範囲について検討し、その範囲を広げるべきである。

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