News Release

微細ハイドロゲル3次元モデルの無期複合化技術の開発

人工骨モデルの作製や再生医療への応用に期待

Peer-Reviewed Publication

Yokohama National University

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3D models fabricated with laser scanning stereolithography system and HAp through alternate soaking process.

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Credit: Yokohama National University

横浜国立大学の宮島浩樹特任助教、向井理特任助教、丸尾昭二教授、飯島一智准教授の研究グループは、レーザー3Dプリンティングによってゼラチン誘導体からなる微細ハイドロゲルモデルを造形し、無機物で表面修飾することで、有機物と無機物から構成される微細な有機-無機複合3次元モデルを構築しました。この手法で作製した有機-無機複合3次元モデルは、3Dプリントした微細な3次元構造を保持したまま、造形モデル表面近傍を無機物で修飾できるため、将来の人工骨髄や骨置換材など、骨の微細な環境を再現した3次元骨モデルを構築するための技術として、再生医療への寄与が期待できます。

本研究成果は2023年11月20日に、ACS Biomaterials Science & Engineering誌へオンライン掲載され、2024年2月12日発行号のカバーアートに採択されました。


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