News Release

形質細胞様樹状細胞を標的にすると皮膚ループスの症状が軽減する

Peer-Reviewed Publication

American Association for the Advancement of Science (AAAS)

Targeting Plasmacytoid Dendritic Cells Can Reduce Cutaneous Lupus Symptoms (1 of 1)

video: Jodi Karnell, Sr. director, research, Horizon Therapeutics, discusses how HZN-7734 depletes plasmacytoid dendritic cells and demonstrates clinical benefit in cutaneous lupus. This material relates to a paper that appeared in the May 26, 2021, issue of <i>Science Translational Medicine</i>, published by AAAS. The paper, by J.L. Karnell at Viela Bio in Gaithersburg, MD; and colleagues was titled, "Depleting plasmacytoid dendritic cells reduces local type I interferon responses and disease activity in patients with cutaneous lupus." view more 

Credit: Horizon Therapeutics

Jodi Karnellらが開発したモノクローナル抗体VIB7734は、血液および皮膚中の形質細胞様樹状細胞(pDC)を標的として枯渇させることで、皮膚ループス患者における症状の重症度を軽減する。著者らによれば、ループスなどの自己免疫疾患を有する患者計67例を対象とした2件の第1相臨床試験では、VIB7734による治療はプラセボと同程度に安全で、pDCの頻度をプラセボよりも有意に減少させた。この抗体は、1型インターフェロンと呼ばれる、皮膚における主要な一群の蛋白質の活動性も低下させた。pDCおよび1型インターフェロンはいずれも、ループスなどの自己免疫疾患に関与していると考えられているため、今回の初期結果が今後の臨床試験で裏付けられれば、この新規抗体は自己免疫疾患に対する有効な治療選択肢となる可能性がある。VIB7734は、pDC表面上のある分子を標的としてこれを枯渇させ、自己免疫疾患の非ヒト霊長類および患者において多くの場合、単回投与でpDCを半減させた。皮膚ループス患者に高用量(150 mg)のVIB7734を投与したところ、治療から1ヵ月後に87.5%で臨床的に意味のある症状の軽減が認められたのに対し、そのような症状の軽減は用量50 mgを投与された患者で37.5%、プラセボ投与患者では28.6%であった。Karnellらはまた、血中の1型インターフェロン濃度が高い患者の場合に最も効果が高かったことから、ベースラインの1型インターフェロン濃度により患者の奏効を予測できる可能性が示唆されるとしている。

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