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Updates every hour. Last Updated: 15-Jun-2025 17:09 ET (15-Jun-2025 21:09 GMT/UTC)
11-May-2025
生物絶滅規模の天体衝突の痕跡から環境変動メカニズムを解読する
Kyushu University
「恐竜が絶滅した原因は?」と聞かれて思い浮かぶのは、隕石衝突。
理学研究院で地質学を専門とする佐藤峰南先生は、そうした天体衝突の痕跡を地層中から探し出し、地球の環境変動メカニズムの究明に向け研究を続けています。
地質調査の方法や地質学の魅力について佐藤先生に話を伺いました。
11-May-2025
植物たちが持つ未知の可能性を解き明かす
Kyushu University
植物は、周りの無機物から有機物を作り出し、人間も含めた動物は、植物が作り出す有機物を食べて生きています。地球上の生命を支える植物が生きていくために必要な栄養素や植物研究の魅力について、農学研究院の丸山明子教授に伺いました。
10-May-2025
ロボットから生き物へと異分野を渡り歩いた生物学者が体内時計の解明に挑む
Kyushu University
「夜更かしして体内時計がずれてしまい、朝起きられなかった」といった経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。芸術工学研究院の伊藤浩史先生は、ロボット工学や人工知能(AI)などの工学分野を学んだ経験を生かし、体内時計の究明に向け日々研究を続けています。体内時計の正体や異分野を学ぶメリットについて伊藤先生にお話しを伺いました。
9-May-2025
経済学×データサイエンスで「持続可能な生産と消費」の実現を模索する
Kyushu University
近年、「持続可能な社会」や「SDGs」という言葉をよく耳にします。大気汚染や気候変動、海洋プラスチックといった環境問題を含め様々な課題に直面している現代において、持続可能な社会の実現を目指すためのアプローチにはどのようなものがあるのでしょうか。「持続可能な生産と消費」を目指し、「経済学」と「データサイエンス」の分野を融合した研究を行っている経済学研究院の中石知晃先生に話を伺いました。
29-Apr-2025
OIST Innovation Accelerator に新たなスタートアップが参画
Okinawa Institute of Science and Technology (OIST) Graduate University
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、スタートアップ支援プログラム「OIST Innovation Accelerator」の第8期に参加する4チームを選定しました。選ばれたのは、革新
3-Feb-2025
科学から社会貢献まで-沖縄の子どもたちを支援するOIST学生のレガシー
Okinawa Institute of Science and Technology (OIST) Graduate University
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の博士課程学生である湯川さんは、4年前から沖縄の恵まれない子どもたちのためにクリスマス募金活動を行ってきました。OISTの免疫シグナルユニットに所属していた湯川さんは、1年次のカリキュラムの一環として子どもたちに科学の面白さを伝えるアウトリーチ活動に参加したことがきっかけで、地域の福祉活動に関わるようになりました。
28-Jan-2025
市民参加と機械学習で地域の持続可能なモビリティを目指す
Okinawa Institute of Science and Technology (OIST) Graduate University
地形の起伏が多く、マイカーが主な移動手段となっている沖縄では、利便性が高くて環境に優しい交通手段を提供するのはなかなか簡単なことではありませんが、脱炭素化と地域社会のインクルーシブな移動を実現するためには、持続可能な交通手段の導入が求められています。この度、市民参加型の革新的なアプローチを通じて、沖縄県恩納村・うるま市石川地域において、持続可能で利用しやすい公共交通手段の発見を目指す新しい研究プロジェクト「スマート交通のための主体的ソーシャル基盤(SO-SMART)」が立ち上がりました。
- Funder
- EIG Concert Japan
20-Jan-2025
OIST研究ユニット紹介-「脳のダウンロード」を試みるデータサイエンティスト
Okinawa Institute of Science and Technology (OIST) Graduate University
データから相関関係を探すのは生物学者の日常業務です。相関関係は因果関係を意味するわけではありませんが、それがさらなる実験の出発点となる可能性があります。あるシステムにおいて、ある因子を操作することで反応が変化した場合、科学者はそこに因果関係があると考えます。ただ、このよく検証されているアプローチは、システムが複雑になると、問題を生じ始めます。
17-Jan-2025
【ポッドキャスト】 芸術を通して科学体験の方法を変える―アーティスト、スプツニ子!さんが登場!
Okinawa Institute of Science and Technology (OIST) Graduate University
スプツニ子!(Sputniko!)さんは、芸術とテクノロジーを融合させて、社会問題を探求している日本と英国のアーティストです。彼女の作品は、科学的な概念と新しい技術を融合させることで、私たちの視点に疑問を投げかけ、重要な社会問題や環境問題を浮き彫りにしています。
この度、OISTのサイエンスライター マール・ナイドゥ―が、OISTポッドキャストでスプツニ子!さんにインタビューしました。
スプツニ子!さんは、科学者とのコラボレーションも頻繁に行っており、遺伝子組み換え技術と文化的な神話を組み合わせた蚕を用いた「Red Silk of Fate」プロジェクトはその一例です。「運命の赤い糸で結ばれた二人」というアジアの神話から着想を得たスプツニ子!さんは、農研機構(NARO)の研究領域長で東京大学教授の瀬筒秀樹氏と共同で、「愛情ホルモン」として知られるオキシトシンを含む遺伝子組み換えした赤い蚕を作り出しました。
今回のポッドキャストでは、スプツニ子!さんが自身の芸術活動のきっかけと課題について語り、科学とテクノロジーが作品の中心的なテーマとなっていることを説明しています。また、11月29日から1月9日までOISTトンネルギャラリーで開催された展覧会「コーラルカラーズ」のインスピレーションについても語ってくれました。